理由?
運営を信用できなくなった
細かい項目をいくつか作っていこうかなと思ったのですが、一言でいうと上の言葉に尽きます。
これまでの記事で、問題を改善しない、変化が無いことなど挙げて来たかと思います。
その本質をついていくと、この運営の性格に行き着くのではないかなと感じています。
どんなゲームでも不具合などはつきものでしょう。
最初のうちは全然許容していました。
「あ〜これしきのことなんてことはないよ!楽しいゲームを運営してくれてありがとう!ゆっくり対処して!」
くらいのとても寛容な気持ちで過ごしていました。
まずは、運営のコミュニケーション能力の低さ。
ここから展開していきたいと思います。
もうプレーヤーにとっては当たり前だと思いますが、公式な情報源はほぼほぼ当てにしていません。
というか発信してこないのです。
ある日朝起きたら、いつもと違う雰囲気になっている。どうやらイベントが始まったらしい。
そうしたら、ツイッターを見ます。
で、最速で情報を届けているようなアカウントから情報を得たり、夜になったらアップされているYoutuberから情報を得ます。
それの何が悪いの?
問題かというとまぁ別に問題ではないと思いますが、このような性格であるというのはお伝えする必要があると思って挙げてみました。
予告だとか、お知らせをするという能力がとても低いのです。
大体の場合はプレーヤーの推測の上に成り立つことになります。
「新しく出てきたこの機能、多分こういう目的で追加されたに違いない」とかそういう話が空中で飛び交うのは日常茶飯事です。
公式な説明がないのです。
なので、もっともらしく説明できるようなYoutuberなどの情報発信者が求められる環境であるというのは肌で感じていました。
ポケモンGOで発信しているアカウントを見てもらえればわかると思いますが、デイリーニュースで溢れています。
いきなり執行された変更や、追加されたものに対する私的な意見、見解がたくさん出てくるはずです。
もちろん不具合やバグなどの苦言に関するものも出てくるでしょう(どのゲームでもあると思いますが)。
そもそも公式の方から説明してくれるととても楽なのです。
「こういうことを考えて、このような機能を追加した」とか「今後このようなことを考えている」というような
そういうプレーヤーと相互にやりとりをするような発信はめちゃくちゃ少ないです。
なので自分の中でも運営の人たちを想像すると「何考えているか分からん無機質な奴ら」というイメージしかありません。
実はAIがやっていまして。。。と言われてもなんの驚きもありません。むしろ納得します。
こういった無反応な性質、発信の少ない運営が不具合を連発してきます。
有料イベントでも普通にやらかします。
やらかし率はめちゃくちゃ高いです。
不具合→後日お詫びボーナスタイム、みたいな流れはノーマルです。珍しいことではありません。
イベント当日ドタキャンとかもあります。
こういうのって気になる人からしたら気になると思うのですが、
自分としてはゲームを楽しんでいるわけだし、どっちかっていうと「お茶目」な面です。つまり許せてしまう派です。
しかし、これまで挙げてきたような不満が積み重なった中で、こういうケアレスミスを連発されると、ただただムカついてくるのです。つまりは実は隠れ許せない派だったということか?笑
新ポケはどんどん追加して、課金要素は充実させてはいっている。
しかし変化しないものは多いし、不具合も毎回起きていて気にかけている様子もない。
何を考えているのかも分からない。先々のことも分からない。
あぁ、課金要素としてはまた重要なことを思い出しました。
「ポケモンを育成するハードルがすごく高い。育てたいポケモンを育てられない」という話の延長です。
好きな技にできない問題。
多分この一言で、多くの人が「それなー!!!!!」と同意してくれることでしょう笑
ポケモンGOでは最大3つまで技を覚えさせることができます。
本家と違うのは、1つだけ覚えられる通常技(自分は1技と呼んでいました)があり、その通常技を使っているとゲージが溜まっていきます。
そのゲージを使って使う技がスペシャル技というもので、これが最大2つまで覚えられます。
本家をプレイしている人の感覚としては、技マシンや技レコードを使って好きな技を覚えさせることはそんなに難しくないと考えていることでしょう。
だってそもそも、好きな技を覚えさせないとバトルを楽しめないわけですから。
本家の人たちはその先の、相手との読み合いを上達させていきたい、そこに焦点が集まっているはずです。
ところがポケモンGOはこの技の修得の時点でつまづきます。
技を変更するためには技マシンというアイテムが必要なのは本家と一緒ですが、これが消耗品となっています。
本家の人たちは「あぁ、つまり技レコードと一緒なわけね」と思うことでしょう。
ここからがミソなのですが、技マシンを使用した後に覚える技がガチャ仕様になっているのです。
技は変更になるが、どの技になるのかランダム。
おそらく本家の人たちは「は!?」と思うことでしょう。
ポケモンGOで技マシンが実装された当初は、このガチャ仕様がむしろ楽しまれていたような感じもあります。
自分は最初から好きではありませんでしたけれど。
Youtuber的にも、当たり外れがあるので、このガチャ自体がコンテンツになりました。
運営はちょくちょくポケモンが覚える技を追加していきます。
はい、これまでも話してきましたが、彼らが得意なのは追加することですからね。
追加した後の環境変化に対する調整とかはしません(怒)
どういう環境変化があったのか。
もちろんこの技ガチャで好きな技になる確率が減るわけです。
特に技の数の多いスペシャル技は悲惨です。
もともと覚える数の多い、例えばミュウとかミュウツーとかは技マシンを吸い取るポケモンとして有名です。
かみなり→ソーラービーム→かみなり→オーバーヒート→かみなり(またか!)
みたいな経験を持つ人は多いと思います。
運営はこの技変更を課金要素にしたいようです。
技マシンは2種類に分かれます。
通常技を変更するのは技マシンノーマル、スペシャル技を変更するのは技マシンスペシャル。
そして技マシンが入手できるのは基本的にレイドからです。
1回100円のレイドで、ノーマルとスペシャルのどちらかが手に入るかもしれないし、何も手に入らないかもしれない。
なので技マシンというのはとても入手難易度が高いアイテムなのです。
そんな入手難易度の高いアイテムを使って、好きな技に変更できるかどうかは運次第。
どうですか?素敵な課金要素でしょう?
どんどん技が追加され、この技ガチャの不満が強くなっていきます。
運営的にも「ちっ、気づいたか」と思ったのかもしれません。
新しい技マシンを追加します。その名も。
すごい技マシン(どや)。
ついに、1発で好きな技に変更できるアイテムが実装されたのです。
一同「キターーーーーーーーー!」
『1個¥1280です』
一同 沈黙
育てられないポケモンを数千と保存しているプレーヤー達は、やっとのことで育てることのできたポケモンを好きな技にすることもままなりません。
まとめると、おそらく運営が考えていることというのは
・プレーヤーに満足して欲しくない
・なるべく長くプレイし続ける仕掛け作りが大切
この辺りを意識しているのではないかなと思います。
いつかどうにかしてくれるだろうと期待している期間が長過ぎていたんでしょうね。
本当に疲れました。
自分が引退を決めたのも、何かしら不具合が発見されて、誰かがツイートしたのを目にした時です。
パチン、と何かが切れたような、はぜたような、そんな感覚でした。
よし、おしまい!
瞬時に決めて、有料で運営していたグループの運営終了の申請をして、メンバーにその旨を伝えました。
ポケモンGOのプレイ時間、動画の編集時間は1日の中で大半を占めていたので、それらが無くなると時間がたくさんできました。
毎日毎日感じていたストレスが無くなったのも大きかったです。
不思議なものですね。
Youtubeを始めてしばらくのうちは、楽しいゲームをしながら、情報発信をしたら喜ばれ、モチベーションとなっていく日々でした。
それが180度変わって、やればやるほどチクチクとストレスが溜まっていっていたわけですから。
結婚したことないですが、多分感覚としてはポケモンGOを辞めたのは離婚に近いと思います。
ある日いきなりその決断に至ったわけではなく、うまくいくような出口を探し回った結果、行き着いたという感じです。
なので離婚の手続きやらなんやらでクタクタになったあと、もう一度同じ相手と結婚をしたいか?
つまりもう一度ポケモンGOをプレイしたいか?というところでいくと、答えはNOとなるのです。
そんな感覚です。
これは現役の人には分からないかなと思います。
自分も現役の時にちょくちょく「ゲーム辞めます」といってグループを抜ける人がいました。
別にゲームは辞めてもグループには残ればいいのになぁと思ったりもしたものです。
そして自分も近所のグループラインを抜けるときに同じことを言われました。
でも違うんです。これは辞めると決断した人にしか出てこない感情なんだと思います。
2016/9/22にスタートして、2020/10/8に引退宣言しましたのでプレイ日数は1477日。
捕まえたポケモン203,061匹
1日あたり137匹捕まえていた計算になります。
割と出現率の高い現在ならまだしも、リリース当初はポケモンもたくさんは出現しなかったし、ポケストップも少なくボール切れなどにもなりやすかったのでこれだけ捕まえるのはかなり難しかったんじゃないかなと思います。辞めてから半年した今、フレンドリストをちらほら見てみても、この数字を抜いているプレーヤーはかなり少ないです。
つまり、本当に多くの時間をこのゲームに使ってきたと実感しているわけです。
自分は熱中しやすい性格でもあるので、この熱が運営にも向いたのでしょう。
より良いゲームになる余地はたくさんあると感じていて、それを求めていました。
いわば片想いの状態だったのかもしれません。ついに想い届かず、といったところでしょう。
引退してから程なく、TLの上限解放がされました。
このニュースを聞いて、徐々にこの船は沈んでいくだろうなと感じています。
前の記事でも書きましたが、初心者との差が大きく出ます。新規参入の手助けにはならないだろうと考えます。
要は、新規は捨て、既存のプレーヤーに的を絞った舵取りをしたのだと思います。
今のプレーヤーができるだけ長い間プレイしてくれればいい、そんな意図を感じます。
大きな不具合があっても、新ポケ、新色違いを追加すれば注意はそちらに逸れていきます。
そんな方法でのらりくらりと炎上をかわして来ました。
任天堂へのロイヤリティが大きいポケモンGOはコスパ重視な運営をして、利益はオリジナルゲーム開発に回しているのではないか、そんな陰謀説も頭の中を駆け巡っています笑
長くなりました。
自分がポケモンGOを辞めた理由は以上で全部です!
いやぁ、やはりこのブラックボックスを開けると負の感情がどっと押し寄せて来ますね。
体に良くないです。
ともあれ、楽しい思い出もたくさんあるゲームです。大変な時間をかけたゲームでもあります。
自分の中では大きな部分を占めるタイトルであることに変わりはありません。
※ただし副作用として、ポケモン自体が嫌いになってしまいました。本家ゲーム、グッズアイテムなど、ポケモンの名前を見るのもキツくなってしまいました。
ポケモン本家に触発されて、ポケモンGOでもバトルを楽しみたい、と考えている人は自分のように大きなストレスを抱える確率は高いのではないかなと思います。
今でも続けている人が続けている理由というのは、今も情報発信をしている人のところへ行くといいかなと思いますが、自分が把握している限り、どんなモチベーションがあるか挙げていくと。。。
・ただただポケモンが可愛い
・デイリータスクや、レベルアップなど、コツコツプレイしていると達成できることがあるのが楽しい
・色違いなど、珍しいものがたまに手に入るのが楽しい
・ポケモンGOで出来た友達との交流が楽しい
こんなところかな。どうなんでしょう。
またいらぬお世話になってしまいますが、ポケモンGOのプレーヤーはこのゲームが唯一無二みたいになっている方も多いと思うので一応書きたいなと思います。
それはこのゲームの終了時のことについてです。
例えば、switchとかプレイステーションとかのゲームは、ゲーム機とソフトがあって遊べるようになっています。
なので例えばゲームを作った会社がその後倒産とかしても、ゲーム機とソフトが壊れない限り遊べるわけですね。
ところがポケモンGOの場合は運営がサービスを辞めた場合、二度とゲーム画面を開くことはできません。
この辺のイメージはついているでしょうか。
アプリを起動できなくなります。
なのでこれまで培ってきたTL、捕まえたポケモンの数、メダル、砂、アメ、ポケモンBOXの中身、アイテムBOXの中身、これらが全て無くなってしまいます。
自分はそういった最終段階を踏まえた上で、課金などして、「思い出」として遊んでいました。
しかし、これまで全然ゲームはしてこなかった。ポケモンGOが初めてのゲームだ。という方をたくさん見てきたので、この最終段階について想像できているかというとちょっと疑問だったので少し書いておきます。
まるで株を買うかの如く課金したり、中国の大量スマホおじさんの如く複数台のスマホを購入したりと熱を上げるのは良くわかります。面白いゲームですから。
しかしトロフィーのように培って来たステータスやデータみたいなものを他に持ち越したりできないと思われますので、頭の片隅に入れておいて欲しいなと思います。
まぁポケモンHOMEというのができましたからね。ある程度は捕まえたポケモンを移動することはできるでしょうけど。
というのもアプリゲームの歴史がまだ浅いのです。
ポケモンGOは長く運営されている部類にだんだん入ってきていることでしょう。
言い換えるといつ終わってもおかしくない状態にもなり得るということです。
自分はその辺意識しながらプレイしていましたが、請求書を振り返ってすべて合算してみると予想より多かったですし、1本のゲームに注ぎ込んだ額としてはダントツで多いです。大体のゲームって1万円もあれば買えるし、いつかは満足して次のゲームに移りますからね。
ポケモンGOはプレーヤーが満足しないようにする仕掛けがとても優秀なように思います。
なので自然と累計の金額は増えやすいでしょうね。
ご利用は計画的に。
書きながらやっぱりいらぬお世話にしか思えなくなってきました。この辺にします。
現在もポケモンGOを楽しんでいる方には、自分みたいに考えていたプレーヤーもいたんだなと思ってもらえればいいなと思います。
これから始めようかな、どうしようかなと思っている人には、4年という月日を捧げた自分の経験が何かしらの参考になれば書いた甲斐があったかなと思います。
締めくくりにちょっとプラスなことも書きたいですね笑
動画でもちょっと触れたことはありますが、ポケモンGOに出会った時期というのが人生でもかなりどん底な時でした。そんな時、外に出かけて気分転換が出来たというのはいいリハビリになりました。情報発信もするようになって、「こんな自分でもちょっとは役に立つのかな」という自信というか、パワーをもらえたきっかけになりました。
そういった面で感謝しています。
もともと人々が歩き回って健康を促進させたいという運営の根本自体は好きでしたしね。
さぁ、今後どうなることやら。おそらくあと4年は続く気はしますけどね。たまに目に入るニュースをチェックしたいと思います。
ブログ「大人のポケモン道」を書き始めたのが2008年かぁ。。。
ポケモンはもう卒業です。
応援していただいた皆様に感謝!ありがとうございました!
絶筆
]]>捕まえたポケモンで遊ぶことが少ない
執筆現在で4500匹まで保存できるようになったポケモン達。
捕まえたポケモンを操作して何かしたい、と考えるのは自分だけでしょうか?
自分が考える限り、捕まえた後のポケモンに対してできることは、
ジムに置く、ジムに置いてあるポケモンを攻撃する、レイドボスを攻撃する、PVPをする、ARなどで写真を撮る、こんなところかな。
写真を撮る、という項目以外はバトル系ということになります。
理由??でも触れましたが、バトルの目的でポケモンを育成するハードルは恐ろしく高いです。
なので育てたポケモンを繰り返し使うことになります。
つまり、ほんのわずかな数のポケモンを操作する傍ら、残りの数千のポケモンは捕まえたあとはすることが無いのです。
もしかしたら、そこにニーズは無いのかもしれません。
というより、無いと言っていいかもしれません。
ポケモンGOは外を歩き回って偶然の出会いで見つけたポケモンを捕まえる。
これが王道な遊び方なのです。
自分みたいに捕まえた後のニーズに関してはかなりニッチなものなのだろうなと思いました。
苦労して捕まえたポケモン。
それをいろんな場所で写真を撮る、ということに特別興味が無いとしたら、バトルをするくらいしか他に楽しみはありません。
もしその子がバトルでは弱い子だとしたら、それこそもう何もすることはありません。
自分の場合は捕まえた後のニーズがとても高かったのです。
せっかく捕まえたのだから、活躍させてやりたい。バトルで強くしてあげたい。
そんな思いが強いのです。
ところが、ジムバトルもレイドバトルも、テクニックは必要とされずステータス重視です。
気に入っていてもステータスが低ければ活躍する場は狭い。
別にバトル以外でもいいのになぁと思ったりします。
ちょっとした農場でもあって、力の強いカイリキーとかは畑を耕したり建物を建てるのが得意で、とか。
定期的に水をまくためにヌオーとかが役に立って、とか。
バリヤードはマジで何もやらないなぁ、とか。
なんかちょっとしたものがあったら楽しいのになぁと思っていました。
ただでさえ不具合の多いゲームなので、さらに負荷の増える遊び方というのは今後も増えそうに無いですね。
理由?
これも大きな理由の一つです。変化が無い。
例えばマリオを思い浮かべてもらいたいのですが、1が出て、2が出て、どんどん新しくなっていきますよね。
新しいものが出る理由って、ユーザーたちがそのうち飽きるからだと思います、
より楽しいものを、刺激のあるものを、ゲーム会社が頭をひねっていきます。
ポケモンGOの場合は「アップデート」していくものになるので、ポケモンGO2が出ることはないんですよね。
なのでアップデートこそ、人々はまるで2や3が出るのを待っていたかのように楽しみにしていると思います。
リリース当初はポケモンの第一世代だけが出現していました。
爆発的な人気となり、多くのプレーヤーが昼も夜もプレイし続けて熱中していました。
そして第二世代が追加実装になりました。こんな刺激的なことはありません。
そもそもポケモンの第一世代すら知らなかった人たちは、ポケモンGOをきっかけにポケモンに興味を持つようになったこともあり、
第二世代?何それ?何世代あるの?と新しい世代に強い関心を持ったと思います。
さらにはレイドシステムも出てきました。
これは運営的にはものすごい強い錬金術を発明したと思います。
ポケモンGOの売り上げは世界的に見てもトップクラスだそうです。
個人的な考察としては、レイドシステムが登場するまでにすっかり「習慣」レベルにまでゲームを落とし込めたところに勝因があると思っています。
最初から有料でポケモンを捕まえるレイドがあったら人々は敬遠していたかもしれませんが、
「なんかいつも同じようなポケモンばかり見るな〜、なんか新しいのないかな〜」と考えているプレーヤーにはレイドでしか手に入らないポケモンは魅力的に映ります。
さらにはレイド現場で他のプレーヤーと顔を合わせるようになり、よく会って話をするようになったプレーヤーとはこのレイドの熱が加熱していきやすいのです。
「あの人に負けてられるか!」そんなところじゃないでしょうか。
自分もそんなところです。
さて、ここまではホップステップとどんどん刺激を与えられてきた運営ですが、どうやら満足してしまったような気がしてなりません。
そこからは新しい世代の追加実装、新しいレイドボスの実装、色違いの実装、この辺りを繰り返していくだけです。
それでも最初の頃は「お!今度はこの子達か!早速捕まえにいくぞー!」という風に思っていました。
ところが時間とともに理由???で挙げたようなことが引っ掛かるようになってきたのです。
リリース当初から実装されているジムバトルについて話したいと思います。
というのも、このジムバトル一つとっても、変化が必要だとずっと思っているシステムだからです。
マップ上に配置されている公共施設や歴史的に価値のあるとされているランドマークなどがジムやポケストップになっており、
プレーヤーがそこでアイテム回収したりできるわけなのですが、
このジムでのバトル。結構危険だと思っているのです。
特にこれからポケモンGOをやろうかなと思っている方や、やり始めの方には十分注意して欲しいなと思っています。
危険だと思っているから改善して欲しいと常々思っていましたが、現在に至るまで全く手はついていません。
まずはジムバトルをする利点から始めますが、無料でプレイできるこのゲームですが、課金をしてコインを手に入れると
できることがたくさんあります。散々言ってきたBOX拡張もコインでできることの一つですし、アバターの着替えなどもできます。
レイドパスを買うこともできます。
このコインを無料で手に入れることができるのがジムバトルでした。
なので熱中しているプレーヤーほどこのジムバトルは真剣に向き合っています。ここ重要です。
ジムバトルでコインを手に入れるためには、まずジムへいき、最大6匹まで置けるスペースに自分のポケモンを置く必要があります。
自分のチーム色でないチームのポケモンが置いてあればバトルをして倒し、自分のポケモンを置きます。
そしてそのジムでの滞在時間によって得られるコインが変わっていきます。
長ければ長いほど多くもらえます。1日における最大獲得量は決まっていますが。
さて、あなたがコインを欲しいと思っているのと同じように、他のチーム色のプレーヤーもコインを欲しいと思っています。
自分が置いたポケモンが攻撃を受けたり、負けて帰ってくると通知が来るようになっています。
「あぁ、誰かが攻撃したんだろうな。こんな夜遅くでも遊んでる人がいるんだな」くらいの気持ちでいられるのは最初だけでしょう。
あぁ!またやられた!悔しいな!寝る準備しちゃったけど、このジム取り返したいからちょっと行ってくる!
と外に出るようになったらもはや黄色信号です。気持ち的には赤信号を差し上げたい。
けれど真の赤信号はその先にあるので。
それくらいヒートアップするようになると、あなたのジムを攻撃する人のことを「敵」とみなしているはずです。
もはや「他のチーム色で同じポケモンGOをプレイしている見知らぬ人」ではありません。
「無料で得られるはずのコインを邪魔してくる性格の悪いヤツ!」というところまであっという間に進んでいきます。
このヒートアップを助長するシステムも備わっています。
このジムに乗せたポケモンは他のプレーヤーも閲覧することができ、確認できるのは乗っているポケモンの主のアバターの容姿、名前、レベルです。
倒されたジムを覗いてみると、いつもこのアバターの奴が置いている!つまりこいつが攻撃して、自分のポケモンを置いたんだ!
というのが分かるようになっているのです。
さぁ、段々と赤信号へ近づいていきましょうか。
「習慣」レベルにまで落とし込まれたポケモンGOというゲーム。ある程度プレイ効率も考えると自分の生活圏でプレイすることが多くなってくるはずです。
なのでいつも同じジムに、同じ時間帯に攻撃して置いて、というのを繰り返していることになるでしょう。
さぁ、同じく「敵」とみなしているアイツはどうでしょうか。そう。アイツもやっぱり同じような時間に攻撃しているのに気づくはずです。
しめしめ(赤信号へ近づいている)
一体どんな顔をしてやがるのか見てやろうじゃないか。
この好奇心というものはプレイ時間が長いほど自然と出てくることでしょう。
気分は張り込みをしている刑事(デカ)です。冬であれ、防寒対策をして、暖かい缶コーヒーを飲みながらジム付近の人目のつかないところで待機します。
1人の人物が目の前のジムへ近づいていきます。
そして足を止めるとスマホを片手にしばらくじっとしています。
自分もポケモンGOの画面をみるとジムが攻撃されているのが映っています。
興奮のあまり、アドレナリンが体内を駆け巡っていることでしょう。
そしてジムに新しく置かれたのがまさしく、毎回目にしているあのアバターだったのです。
「ヤツだ!」
さぁ、この人はこの後どんな行動を取るでしょうか?
あとをつけて家まで特定したとしたらどうでしょうか?
さぁ、この辺りまで来るとこの後の展開というのは本当に様々で、いろんなトラブルがあちこちで起きています。
2016年にプレイし始めましたが、そうですね、最初の1年目にはすでにトラブルを聞くようになっていました。
もろに傷害事件じゃん!というびっくりな出来事も耳に入りました。
動機がそもそもしょうもなすぎます。
「無料で手に入るはずのコインを意図的に邪魔しているように感じたからムカつく」というだけです。
いや、最初はそれくらいの気持ちかもしれませんが、いつの間にか
「アイツが置いたところは何がなんでも潰す」という、もはやコイン目的でさえ無くなるケースもあるでしょう。
そしておそらく、しょうもないとわかりつつ、分かる!と共感できる人も多いのではないでしょうか。
自分もバトル自体が好きだったので多くのジムを攻撃しましたし、多分それで反感を買ったのでしょう、特定のプレーヤーにあとを「掃除」されるようになりました。
相手を意識してやり返すようにもなりました。
実体験からしても、「あぁ、このジムバトルシステムは危険だ」と考えるようになりました。
さて、こういった問題はポケGOのYoutuberの間でも度々話題になります。
自分が把握している限り、「加害者が悪い」という意見が多数です。
いや、そうなんだけどさ。
そもそもプレーヤー間で摩擦が起きやすいようになっているシステムに問題があるという考えはないのだろうか、と思ってしまいます。
例えが悪いかもしれませんが、駅構内で線路に落ちてしまう人がいるとしたら、駅側としては柵を作るとか対策をしようと考えますよね。落ちた人が悪い。そりゃ不注意で落ちたことも悪いかもしれないが、それは本人の問題で、落ちてしまう原因は施設にもあるのではないかと見直すことも大事なのではないでしょうか。
ポケモンGOもそもそもプレーヤー間で摩擦の起きないようにすれば済む話じゃない?
例えば置いてるアバターの名前を非表示にするだけでもだいぶ違うと思う。
他にはチーム色で分けてしまうのをやめて、ジムにはランダムでポケモンが配置されていて、それを倒したら10コイン、とかにしたらどう?
そうしたら他の色のチームの人とブッキングしたとしても、「共同」でジムを攻撃することになって早く倒すというメリットがあれば、摩擦なんか起きずにむしろ好感すら持てるようになると思うのだけれど。
この自分の提案が良いか悪いかはさておいて、現状のジムバトルは当初から問題を抱えていると感じていて、何も変更はありません。
もしかしたら、このままでいい、ということかもしれません。
本当に問題であれば、プレーヤーの声は高まり、運営に届くはずだ、ということなのかもしれません。
知らない人のためになるべくリアルに書かせてもらいましたので、
ぜひ各々で対策を取って遊んで欲しいと思います。
自分はある時から完全にジムバトルをしなくなりました。もう課金してコインを手に入れるから、このいざこざに巻き込まれるのは避けよう。そんな気持ちでした。
うん、やっぱりこの1件だけとっても辞めるには十分すぎる理由になりますね。
改めて振り返って良かったなと思います。
変化がないということでいくと細かいところはまだあります。
音楽がずっと一緒。
これも結構言ってきたなぁ。。。。。。
4年間ずっと同じ音楽でした。1年目にはもうサイレントモードで遊んでいました。
半年ぶりに音楽を確認したらやっぱり今も一緒でした。
っていうか音量を変更するバーが追加されてました。
そこ????4年経ってようやく追加されたのが音量調節だったの???(イラっ)
でもこれは個人的にアンケートも取ったことがあって、音楽を新しくするニーズはそんなに高くないのが分かりました。
アバターが一緒。
男子と女子の2種類から増えません。
特に髪型はずっと一緒です。。。。。。。。。
服装はちょくちょく変えられるようになったし、ポーズなんかも追加されるようになった。
なのに髪型はずっと一緒。。。。。。。
この辺のセンスはマジで意味が分からん。
アバターのカスタマイズって身長や体型、目、鼻、口の位置やら細かく変更できるゲームがたくさんあります。
ポケGOはプレイ時間長いし、アバターは常に目に入るもの。
カスタマイズしてあげたかったなぁ。。。
ということで変化の無さを挙げていきました。
この運営の体質なのでしょう。変更してマイナス効果が出るのを恐れているのか。怠惰なのか。
真相は分かりません。
エンターテイメントに変化が大事だと思うのは自分だけなのでしょうか。
多分次の記事で最終になるかと思います。
なんでこういう運営をするんだろう。
運営に目を向けて見ると、やらかし要素がとても多いことに気づいていくのです。
つづく
]]>そんなフレーズでYoutubeの動画をスタートしていました。
今回ははじめてブログにてポケモンGOについて語っていきたいと思います。
タイトルにあるように、割と長い間ポケGOをプレイしていました。
めちゃくちゃハマり、様々な場所に行き、様々な人々にリアルとネットで出会い、ポケモンを捕まえて過ごしました。
なぜ辞めたとのかということに関してはあまりしっかり発信していませんでした。
Youtubeをよく見ていただいた方々に対してとても申し訳なく思っていました。
これを動画にするのはなんか違う。やはりどちらかというとポジティブな発信をする場所だと思うから。
自分では控えめだと思う、運営に対する苦言などはちょくちょく動画内でしました。
なのでそれをまたしっかりまとめて動画にするモチベーションもありませんでしたし、見る人は「現在ポケGOが好きな人」であるはずなので、そんな動画が受け入れられるはずもないだろう、と結論づけました。
ではなぜ、ブログを書こうと思ったのか?
馬鹿みたいな理由だと思いますが、自分でもなぜ辞めたのかちょっとずつ忘れているからです(笑)
言い換えると完全にポケGOは自分の生活と切り離せているということなので、自分にとってはプラスなのですが。
それにYoutubeで自分のことを知っている人に「どうしてやめたんですか?」とちゃんと伝える必要があると常々思っていました。
ということで、動画と同じく前置きが長くなってしまいましたが本編に入りたいと思います。
なぜポケモンGOをやめたのか。
一応注意事項としては、自分はどっぷりハマって熱中、没頭していたゲームです。
それでも辞めると宣言した時は、深い失望と底知れぬ怒り、虚しさの混じった激しい感情を伴っていました。
なので現在も楽しんでいる人にとってはもしかしたら不快に思うかもしれませんね。
しかし、「そうそう、そうなんだよねぇ」と共感してくれる部分も多くあると思います。
たくさんある理由の中の一番大きいものからいきましょうか。
理由?
それはPVP(対人戦)が機能していないことです。
自分はプレイし始めた頃から、いつか対人戦が実装されるだろうことは期待していましたし、そのためにたくさん戦力を作っておこう!と意気込んでいました。
2016/7/22にサービスを開始したポケモンGO。PVPが実装されたのは2年以上先の2018/12/13。
(ふふ。この動きの遅さにも言いたいことはたくさんあるが、それはまた今度にしよう)
外に出かけてポケモンを捕まえて、そしてお気に入りのポケモンを強化する。それをひたすら毎日繰り返すゲームだったのが
この日を境に大きく雰囲気を変えることになります。
一応、新機能ではあるので多くのプレーヤーが挑んでいったかと思いますが、そもそもバトルなどの複雑な操作が「必要ない」ゲームだからこそ幅広い年齢層に受け入れられていたポケモンGOです。
ゲーマーの自分でさえ戸惑うゲームスピードで進行するPVPはその後一気にプレーヤー間で村八分状態となります。
ほとんどのプレーヤーはPVPをやらなくなりました。
生き残ったPVPプレーヤー達はなんとかしてPVPを盛り上げようと頑張りました。
しかし、このPVP。バグ、ラグがひどい。
公平な勝負ができません。この辺は文字で伝えるのは困難なので省きますが、
自分は動画で証拠映像と一緒に散々声を上げていました。
そして自分だけでなく多くの動画配信者が指摘していました。
自分が辞めるその日も、なんなら執筆している現在もこの問題は解決されていません。
ほぼほぼPVPのために下準備をせっせと2年してきた自分です。
PVP実装してから1年経ち、2年経ち。。。。。。
なにこれ?。。。。。。 え? なんでなにもしないの。。。。????
と毎日毎日ストレスを積み重ねていきました。
思い出すだけで体調が悪くなりそうです。
なぜ実装したのだろう。そんなことを考えずにはいられません。
このPVPは実装から2年後の2020年1月に公式大会が日本でのみ開催されました。
形式としては当日会場で捕まえたポケモンのみで勝負すること、ということや、かなり少ない参加人数に対して
事前抽選がなされていたことなどからしても結構小規模でした。
おそらく大会というものの運営のテストを兼ねていたのではないかなと個人的には思うのですが。
ともかく、全世界でプレイされているゲームが公式大会を日本という地域限定で1回だけ公式大会を開いているだけなのです。
あ、いや一応エキシビジョンという形でポケモン大会でもやっていましたね。こちらは一般参加ではなくインフルエンサーのみ参加。ポケモンGOのPVPをPRするのが目的だったのではないかなと思います。
その後は何の動きもありません。
それはそうでしょう。普段でさえバグやラグでまともにやれていないのですから。
運営を失敗してしまったのではないかなと思っています。
いらぬお世話だとは思うのですが、気がかりなのは「そうは言ってもいつかナイアンはやってくれるんじゃないか」
と期待しているプレーヤーさん達です。
まさしくそんな気持ちで日々過ごしていたのが他ならぬ自分自身ですから。その気持ちは痛いほど分かる!
もちろん、そんな気持ちが叶う日が来るかもしれない!それは分からない!
なにせ実装当時から始めている方々からすれば2021年で6年目突入ということですもんね。
それに自分と同じペースでやってるとしたら、毎日最低でも3時間はプレイしているはず。
3時間✖︎365日=1095時間
1095時間✖︎5年=5475時間
他のゲームでよく「モンハン1000時間」とか自慢げに話す人がいたりすると思いますが、ポケGOプレーヤーにはかなりの
ヘビーゲーマーがたくさんいると思います。
「いやいや、私は言ってもそんなにやってないから」というアナタ!絶対無自覚です。
やっていないなら、なぜ満タンに充電した予備バッテリーを持って出かけていく!?
コミュニティデイだから当たり前じゃない?と6時間も10時間もプレイしているのは自覚してますか!?
そしてスマホも予備バッテリーも空にして帰ってくるのはなぜでしょう!?
話は逸れましたが、それだけの時間を投資しておいて、辞めるというのは結構勇気がいるのです。
なんか勿体無い、というところでしょうか。
自分はそんな期待をしながら毎日過ごすのは体に良くないと判断して辞めました。
そしてこのストレスから完全に解放されて、皆さんに伝えたいのは「辞めて良かった!最高だ!」と自分は感じているということです。
理由?
お金と時間がかかる
先ほども触れましたが、おそらくポケGOプレーヤーはかなりの時間を割いて遊んでおり、
さらには「意識して遊ぶ時間を確保しているわけではない」という習慣レベルに達しています。
歯を磨く、ご飯を食べる、お風呂に入る、洗濯をする、それらと同じレベルで自然とポケGOをします。
基本的には外出を好みます。
買い物をしたら、ついでに身の回りの調査を一瞬で行い、レイドや狙っているタスクのあるポケストップを把握し、
最も効率のいい帰り道コースを頭の中で弾き出します。
あとはあまり意識しなくていい理由にポケモンGOプラスというものがあります。
スマホにbluetoothで接続するアクセサリーなのですが、これを接続していると1時間の間自分の周りの
ポケモンの捕獲やアイテム回収をしてくれます。
なのでスマホを見たり、触ったりしていなくてもいいわけですね。
そういった背景もあり、おそらくプレーヤー達は「いや、そんなにやってない」と思っていることでしょう。
どうですか?
この辺は実際のプレーヤーに聞いてみたいところです。
多分、やってないと言いつつスクリーンタイムを見たらエグい数字が出そうです。
自分は現役時代はもちろんスクリーンタイムトップはポケモンGOがダントツでした。
動画の編集などもあるので、他のプレーヤーさん達より割ける時間は少なかったと思いますが。
時間がかかるものの頂点にあるのは、ポケモンの育成でしょう。
ポケGOプレーヤーからしたら「当たり前」のことですが、これからプレイしようか考えている人にしっかり伝えておきたいことがあります。
1匹のポケモンを最大強化するのに1ヶ月では足りない場合があります。
なるべく衝撃を与えたくて文章を考えてみたのですが、どうだったでしょうか。
「好きなポケモンを育てることができるけど、1匹につき1ヶ月は覚悟して欲しい」というオファーってどうなんでしょうか?
これは自分がプレイしていて衝撃だったことなんです。
全然ポケモンを育てることができません。
詳細な解説は省きますが、ポケモンを育てるためにはポケモンを捕まえないといけないのですが、必要量が多すぎるのです。
結果として育てたいポケモンリストはぎっしり詰まっていき、そこから優先順位を決めていくことになります。
これもある意味ストレスでしたね。
強化するものは本当に吟味して選ばないと損をしてしまいます。(個人的な価値観ですが)
なのでいわゆるネタでちょっと変わった1匹を遊びで強化することはほとんどできませんでした。
辞めた段階で「育てたかったけど手をつけられなかったポケモン」は100匹単位でいたと思います。
それほどに渋滞していました。
自分はポケモンBOXに最大2600匹入れられます。
執筆している2021年6月現在では最大4500匹にまで増えているそうです。
例えばPVPに最適なポケモン、レイドに最適なポケモン、ジムバトルに最適なポケモン、みたいな感じで「残したいポケモン」は
調べていくと結構出てきます。
さらに厄介なのが、ポケモンGOの運営の性質、性格上、「今は価値がないけれど、後から価値の出るポケモン」が出現します。
これは過去にも何度も起こっています。
そうすると必然とプレーヤー達は「今の価値観で断捨離するのは得策ではない。保存しよう」と考えます。
「育てられないポケモン」を大量に保存することとなります。
自分も2600のうち2400は埋まっていますし、いわゆる流動的な「空き」は常に100〜200と全体からすると少量です。
辞めた今だからはっきり言えることなのですが、
将来的にも絶対育てないのにお金を払ってボックス拡張して保存しておく意味あります?
これはですねーーーーー、もし自分が現役だとして、そんな質問をされたらイラっとしますね。
うっせぇわ!わかっとるわ!って思います。
でも今一度考えてみるきっかけになればと思います。
このポケモンBOXでの時間を大幅に食うのがBOX整理です。
使わないのに保存していくのでどんどんBOXを圧迫していきます。そうすると運営が定める上限に辿り着きます。
なので捨てたくないけど、捨てなくてはいけなくなります。
えーと、数千のポケモンを見直す時間がどれだけかかるか分かりますか?w
おそらく多くの人はこの時間が嫌で嫌でたまらないはずです。
部屋の片付けとはレベルが違うのです。多すぎて。
自分も「はぁ。。。空きもだいぶ少なくなってきたし、本格的に整理するか」と考えるようになるには
かなり重い腰を上げねばなりませんでした。
そして作業を始めると1日はあっという間に過ぎていきます。
ちょっと計算してみましょうか。
大体のプレーヤーはポケモンの個体値を確認し、技を確認します。コレクターはここから身長、体重やら性別やら色違いなど
確認する項目はさらに増えるでしょう。
単純に個体値、技を確認するのに1秒だとしましょうか。実際にはもう少しかけると思いますが。
現在最大の4500匹で計算すると、4500秒ですね。つまり75分です。
確認するだけでこれだけの時間がかかります。
一番時間がかかるのが、もちろんどれを残してどれを捨てるのか判断する時間です。
これはもうめっちゃくちゃ時間がかかります。
最終的にはたったの100匹捨てるのに6時間かかったりしています。
この時間がもう。。。途方もなく嫌でした。
いや、正確にはハマっている時はそんなに苦痛ではなくむしろ楽しんでいたかもしれません。
もう辞めようかな、そんなことを選択肢として挙げていた頃は、この作業がもはや苦痛になっていました。
「今個体値を確認したやつは、絶対に前回の整理の時も、その前の整理の時も確認したはずだ。ということは次に整理する時にもまた確認する羽目になるだろう。こうして雪だるま式にBOX整理にかかった時間が膨れ上がっていくに違いない」
そんなことを考えていました。
BOXが2000になったあたりからこの辺の危機感は感じていました。
それが4500になったとのこと。
このブログがあとどれだけ存在するか分かりませんが、読んだ日によっては6000になってたり、10000になってたりするのでしょうか?
大丈夫ですか?w管理できますか?w
5年運営しているゲームがやっている方針というのが「増やす」ということだけなんです。
新ポケ増やしてBOXの上限を増やす。こんな単純なことしかやっていません。
一体どこまでいくのでしょう?本当に10000とかになった時にようやく人々は気付くのでしょうか。
まぁでもこの辺は、というかこの辺こそ、個人の価値観でしょうね。
たくさんあっても大丈夫、というかたくさんある方が好き、という人もいるでしょうし。
ともかく、このゲームでどうして時間が吸い取られていくのかという点について話させてもらいました。
続いてお金について。
基本的には無料で遊べるゲームですので、課金はしてないからお金は使っていないよ、という人もいるでしょう。
本当に?
本当にお金を使っていないと言い切れるの?
と問いたい。
もし、ポケモンGOをより快適に遊びたいから、という理由でスマホを新調しましたという人がいたら手を挙げなさい。
ガソリン代が以前より増えたという人がいたら手を挙げなさい。
外出時にバッテリーが切れてしまうので予備バッテリーを買ったという人は手を挙げなさい。
より効率的なプレイのためにゴプラ、モンボを買った人は手を挙げなさい。
まぁこれも余計なお世話の領域なので、好きなものに好きなだけお金を使えばいいと思う。
ポケモンGOをプレイしていない人が読むのを想定してちょっと解説をしたい。
ポケGOは基本的には外を歩き回ってプレイするゲーム。
なので外出にまつわるものにまずお金がかかる。
歩くなら靴、自転車、交通機関、自家用車。
何度か指摘しているが、スマホのバッテリーの消耗が激しいので予備を購入したりもする。
あと外出時に動画などを視聴するためにポケットwifiなど新たに契約したくなったりもするだろう。
執筆中は6月でこれから夏になるが、そうするとスマホが熱で落ちやすくなるため、それに対応するものを購入することもあるだろう。
先ほど挙げたゴプラ、モンボという補助的なアクセサリー。
こんなところだろうか。
あと辞めてからはっきり分かることだけど、不要不急な買い物は増えていた。
例えば立ち寄ったコンビニでの1本のジュースなどだ。
不思議なことに外出時は目につくと選択肢になるので、欲しいと思えば買ってしまうのだ。
自分は家計簿をつけているのでbefore afterがよく分かるけど、食費は若干多くなっていた。
そしてもちろんゲーム内課金。
これが一番大きいだろう。これこそ、提供しているサービスだし、欲しければ欲しいだけ課金すればいいだろう。
自分は動画も作っていたし、結構積極的に課金していた。
頑なに無料でやることを守っていたプレーヤーもいたが、2年、3年と経つとある日「お小遣いの範囲内で」と
課金を始めているのを見て衝撃を受けたのを覚えている。
水の雫でも長い年月をかければ岩をも溶かすのだ。
課金先の代表といえばやはりレイドだろう。
あらゆる場所にあるジムに不定期で開催されるボス戦で、それに勝利するとボスポケモンを獲得するチャンスが得られる。
1回遊ぶのに100コインかかっていた(今も多分そうだと思うが)。
1コイン1円として100円だ。
1回100円でレイドするのをどう考えますか?
自分は初めてレイドが実装した時のことをはっきりと覚えていて、
楽しそうだなと思ったし、レイドがきっかけで他のプレーヤーと積極的に会話するようになったし、
レイドのために一日中走り回るようにもなりました。
かなりポジティブなイメージを持っていましたが、1回100円というのは高いと思っていました。
ボスポケモンはランクが1〜5まであるのですが、(最近だともうひとつメガシンカのもあるのかな?)
どのランクでやろうと思っても同じく100円かかります。
レイド実装時から最近まではずっと、レイドに参加すると消費されていました。
制限時間内に倒せない場合も無駄に消費されてしまいました。
倒した場合でも与えられたボール数のうちに捕まえられないこともあります。
つまり100円くじなのです。
お金を払っても狙ったポケモンが捕まえられる場合もあるし、そうでない場合もあります。
ではなぜお金をたくさん使ってまで同じポケモンに何度もレイドするのか?
それはより良い個体値を求めていたり、珍しい色違いを求めていたりすることもありますが、おそらく一番の理由は強化でしょう。
このゲームでは基本的にはポケモンを強化するためには同じポケモンをたくさん捕まえないといけません。
自然発生では捕まえられず、レイドでしか捕まえられない伝説のポケモンなどは、レイドをし続けないと強化はできません。
なので多くのプレーヤーは伝説のポケモンをたくさん持っています。
そして先ほど書いた通り、念願の最高の個体値を持っていたとしても、最大まで強化することはないだろうと経験上知っているのです。
レイドをして、たくさん捕まえて、BOXを圧迫をして、BOX整理をして。。。。。。
強化しないだろう、だけどいつか強化して使うことがあるかもしれないと思いながらコツコツと増やしていく。
そんな感じで時間とお金を使っている感じでした。
ちょっと計算してみましょうか。
1匹の伝説ポケモンを捕まえるのに100円以上かかっているのは先ほども伝えた通りです。
では、普通にボールで捕まえられなかった場合や、レイドパスは使ったが倒すことはできなかった場合も含めて
1匹の捕獲率が50%としましょう。
1匹にかかるコストは200円ということになります。
ポケモンBOXで伝説ポケモンを検索してみると519匹でした。
(ちなみに執筆している2021年6月ではちょっと検索しやすくなっているようだが、それまでは手打ちで「でんせつ」など入力しないと検索できない、これまた不便なシステムだった)
519✖︎¥200=¥103,800
改めて自分がどれだけお金をかけたのか確認させられる。
ちなみにBOX整理の時に伝説ポケモンを捨てています。
なので使ったお金はさらに多いし、もちろん下位ランクのレイドもたくさんしている。
例えば最後の動画になった「コリンク」ですが、227匹捕まえています。時間で言うと2年ほどかかっています。
転売ヤーが販売するような高額なPS5が一体何台買えたことだろうか、とふと考えることもあります。
1回100円。そこを判断基準にして、1本ジュースを買うような感覚で遊んでいたレイドですが、
年単位でプレイするゲームですから積み重ねてみるとかなりエグいのです。
みなさんはどうですか?
振り返ってみると意外と多かったりしますか?
もちろん課金はある意味、運営に対するおひねり的な部分もありますし、どれだけ自分がこのゲームのことが好きかを示しているだけです。多いからどう、少ないからどう、とか言っているわけではないです。
こうやってまとめて文章にしてみると不思議なものです。
なぜそれでもプレイしていたのか。
それはきっと、こんなにも時間を使ったのだから、こんなにもお金を使ったのだから、
いつか運営がさらに面白くしてくれる、
そんなところに期待をしていたからでしょう。
辞めてから半年経ちました。
ポケGO関連の情報は全然見ないようになりましたが、久しぶりにポケGOのアプリを立ち上げてみても、
何も変わっていないなぁと感じます。
辞めて正解だったなとつくづく思います。
ここで時間の項目にちょっと戻りますが、フルで活動している現役の時でも
育てたくても育てられない多くのポケモンがたくさんいたと書きました。
なのでちょくちょく言われるような「いつかポケモンGOに復帰するのでは」というところに回答したいのですが、
現役でも満たせなかったのに、
復帰してから満たせるわけがないじゃないですか。
自分が辞めてからなんとTLの上限が解放されました。
TL(トレーナーレベル)というのは名前の通りプレーヤーのレベルのことで、このレベルの上限までポケモンのレベルを
上げることができるので、ポケモンを強化したかったらこのTLを上げるのが必須です。
自分はこのTLの上限解放は反対でした。新規プレーヤーとの差がめちゃくちゃ開くからです。
古参プレーヤーからすれば「やることが増えた」と喜んでいる人もいるかもしれませんが、長期的にみて果たしていいことなのでしょうか。
復帰して、他の皆さんの背中を見ながら追いかけるパワーは出るのか?
ただでさえ最大強化できなかったポケモンの強化最大値も上がっているが、最大強化する喜びは得られそうか?
答えは明白ですね。
つらつらと書き始めた記事ですが、まぁまぁ長くなりました。
そしてまだ全部書けたわけではありませんw
書き始めたものは最後まで書こうと思いますが、また次の記事にしようと思います。
挑発的な表現もあったかなとは思いますが、正直な気持ちで書いてみました。
現在も楽しんでいるプレーヤーさんはどのように思うでしょうか。
結局のところ、趣味は好きでやっているものだと思うので、それに対して意見すべきではないと思います。
辞めた理由を書くということは間接的にそのような形になっているので厄介ですね。
しかし、辞めた今となっては、ポケGOに熱中する理由も分かるし、辞める理由も共感できるハイブリッド生命体になったのです。
つづく
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